Mental Sketch: stylos

アニメの考察とか感想とか書いていくかも

ハイスコアガール 11話 コンテ 演出 感想メモ

雑記。2話河川敷の大野さんとのデート感。7話の修学旅行での日高とのデート感。8話の終盤、河川敷での喧嘩。大野さんに馬乗りにされる。7・8話、佐山聖子監督。

ハイスコアガールOPの大畑清隆さんのエロマンガ先生の5話の河川敷。も関連がある。エロマンガ先生シリーズ全体も河川敷しゅごかったのでざっくりの感じやけん。

2話 山川監督。7・8話 佐山監督。11話佐山監督。あまんちゅにあった電線が11話だっけ。にあった気がする。影の落ちる中村隆太郎感のやつ。

総論+各論11話

ハイスコアガール 様々な手法を駆使しているポストメディウムな作品

背景美術のヨレヨレ線の水彩風
ゲーセンの筐体(3D、美術背景と一体)、水彩風の手描きの背景、3DCGのキャラクター、土井くんの2Dデジタルなエフェクト(各話ラウンド表示)
ゲームのキャラクターの2Dドット、3D格闘ゲー、(+ゲーム筐体特有の斜めの画面)、撮影によるぼかし
時刻表示の3D上に投影された2Dデジタルの奥深さ
柔らかな水彩風背景越しの光の処理、各レイアウトの2Dポスター、両替機も3Dかな

レイヤーや素材が調和している、なんでもない当たり前の画面がたぶん難しいはず
自分の中では3DCGであることにしっかりとした根拠を感じて
それが作品内容に+の作用がものすごく生きているのはトイ・ストーリーシリーズぶりだなあ
(あれはおもちゃだから説得力があるけどそれ以降のアメリカの3Dは
あくまで電子人形劇で3DCGの持つメディウムに還元しなくても成立するような感じがどうしてもしてしまう)
(色とりどりな街の明かり、ゆるキャンヒナまつりハイスコアガール)
菜箸 ベルトコンベアの赤いお弁当箱、赤い車、古本屋の赤い字、提灯、ゲームの赤い柱(何のゲームなんだろう)
見つからなくてもうだめだーの時に赤い一方通行の標識(行き止まり)、やめだやめ無謀と探す行為をゴミ箱に捨てる感じ(自販機のゴミ箱が赤)
その時の自販機の色→黄色と青↓
黄色と青色のぬくもりのあるフレアな感じ→なんで青と黄色なのか→暖色と寒色っぽい気がする、オレンジだとちょっと色味が付きすぎる
赤いゴミ箱の穴→心の穴

見つけたあと、ハルオのシャツ濃いオレンジで大野さんのパーカーが薄いクリーム色で、地下のゲーセンから見上げる街明かりが寒色ブルー

とにかく河川敷のレイアウト、河川敷のシリーズを通した反復、大野さんのとの回は描写が好きだった、11話の差し赤

ヒナまつり 11話 コンテ 演出 感想メモ

 アバン 会議中、後方のビル群の明かり、キレイダナー
初っ端の車のカット、いきなりパースアングルアイレベルがドキッとするのがぶっこまれて車が動いてりゅ
車窓からの景色が丁寧でキレイ、Bでアンズもオーッの片手を上げるポーズやってるけど、取材陣もやってた、レンズ感
シリーズ通して元気を出すこのポーズ多かったな
シワ・影の重層的な衣服の映像でタメ方を変えた動きと違った印象のアニメーション
拳を振り上げる運動の頂点の後に腕が少し下がっている
結果のカットとして拳を振り上げた動作を頂点にしてカットを切ると、動いて拳を振り上げているのに止まってしまった感じがする
たしかに止まってるんだけど運動エネルギーの逃げ場が忽然と消えるみたいな
だから山なりの関数のように、あえて下がる動きを拳を振り上げる運動の頂点の後にほんの少し入れてルーズにすることで
結果として一連の動きに生々しさが出るというか
Bパート
よしふみ棒の時のベランダの落ちた影で作る構図
ボーリングのピン(?)と水族館の魚群のCG、ココは使うぞって感じ
道路挟んだカット、消防水利の看板の赤い部分が白いけどこういう看板あったかな
演出レイアウトのために引いてる感、アンズのマフラーが赤いから?
車のブレーキランプ、直後の歩行者用道路、青い道路標識との連動?
水族館ご案内の青看板(レンズ感)、水族館の青い外壁、とにかくカットで青を重ねてきてる、映えるアンズのマフラー
青空、やっぱ意図的に赤引いたっぽい?、水族館で上部のパネルの青、切り替わったカットで奥のパネルの青、刺し青
癒やされ始めて地面の赤いマットが出てくる、イルカと青空→座席の青と階段の赤いライン、新田のバックで消火栓の赤
ボーリングの赤、赤いラインの入ったピン、ストライク後のタッチの時の後方の段差型のレイアウト(青)
アンズがジャケットのファスナーを開いたので中の臙脂色のシャツで赤みが増える、→新田の感情の高まり
もしもえん(としまえん)のチケット販売所・入園口、豊島園から配色意図的に変えてる感じ、マップの赤青
ネット上で確認できるとしまえんのマップは「としまえん(水色)」+「海のプール(青)」だけど
やっぱり「もしもえん+園内マップ(赤)」+「同上」でコンテ色彩の規則性に従ってる感じ
ゴミ箱・出入り口の赤枠・クマーの赤と青、高まるところに仕込みとして赤を差し込んでくる感じ
車輌の使い方に似てるかもなあ、あの『この美』6話の風船での車輌の動きによるハッとした高まり
人間の本能的な運動しているオブジェクトに対する集中力、目線視線アニメーション、心拍数の高まり的な
赤を刺すことで心拍数の高まりみたいな
緑を補助に黄色で天国、赤いジェットコースター(レールは確認、乗り物のハコは赤?としまえん無さそうな気)
クマのパペットを売店でいじっている時の動脈静脈のような赤と青の柱のセット
終盤光モリモリでアンズと遊園地
別々のコースターのレールの赤と青の支柱が配置されたレイアウト、黄色・緑も
手を降っている遊園地での最後のカット、赤いオブジェクトははっきりとしながら
後方の白い柱が青みがかっている
アンズの私服が天使級のかわいさだった、透過処理の前髪→上目遣い萌え・キャラの視線が切れない
1話から続いてる作品内照明の処理

シュタインズゲート・ゼロ シュタゲゼロ 8話 コンテ 演出 感想メモ

画面が締まってるとはなんぞや、演出企図の情報量が多くて画面の計算されていない領域が少ない感じ
感覚的無意識的本能的な構成との優劣ではなく意図・企図・意識化・自覚的な理知によって引き締まってる感じ、滑り台、看板(ブラウン・メイド喫茶
実写の場合は偶然だったり撮れたものをそのままでも行ける気がするけど
アニメの場合は感覚的なフィールド、感覚的な組み立てすらも最終的には理知によって統制されてる感じもする

(逆に感覚的な組み立てを主軸にしても、その主軸の認知自体が自覚的な感じ、カント、ア・プリオリ、どうなるかなあ、絵の場合は。)
光源と白と明度と彩度 クリスのネクタイ、ダルとルカ子の赤と緑=信号機の緑と赤、電車内での分割のパイプによる叙述
ダッチアングルによる傾斜=斜めのレイアウト(階段・エスカレーター・秋葉原駅・ホームの電光掲示板)
=キスシーンの傾斜の構図=天使の梯子の日光の傾斜=スマホの傾斜
天使の梯子の光の感じと涙の筋の相似、収斂していくレイアウト、本多真梨子のシリアス演技
刺し赤の使い方、エスカレーターのシーンの階段とエスカレーターの対比と明暗のコントラスト
空の色合いと陽の光の使い方、マターリした劇伴と重厚な劇伴の使い分け
四角と丸、緑と赤のオブジェクトの意識的なレイアウト、電灯・PC・ソファ・窓ガラス・ホワイトボードのマグネット・ボードの装飾
窓に反射した紅莉栖とオカリンの姿、ビルの明かり、車のブレーキランプ
夜の街灯から日中の太陽の光へのジャンプ→着信で点灯するスマホの画面ライトの発光
枚数が少なくても破綻がないように破綻に見えないような動かし方
電車内でアマデウスを聞いた時の紅莉栖の動揺と手すりの揺れと電車の動き・スピードと窓の向こうで流れる景色とオカリンの体験と発言
遠景ビル群のマルチでそれでいて直線的な動き、複合的な映像と種々の因果が組み合わさっていく感じ。ハマるピース感。
シャープなシャッターと紅莉栖の思考・推理の明晰さ
ビルのオブジェクトが持つ重み・存在感、まゆしぃのお墓とのリンク感
墓地での回想紅莉栖の静止カットから目線を下げる動きを持った現在の紅莉栖のカットが回想に比べてズレて下がっている動線の持つうまさ
墓地でまゆしぃのお墓と紅莉栖とオカリンの背中越しに望むビルの大きさの違うレイアウト
天使の梯子のパンアップに抗うことで落ち続ける涙の重みが増すコンテワーク
同時に見上げるポジティブなPANアップであり希望・転進へと繋がる
前半に出ていた電線電柱の持つ圧迫感とへばりつくコネクト感が
後半墓パート終了以降のスマホとDメールと充電ケーブルによる明るめの曲に伴われた行動のパートに変化する
丸い時計と電灯と紅莉栖のおっぱい、オカリンの両目のカットと紅莉栖の片目のカットのコンビネーション

 

ヒナまつり 1話 コンテ 演出 感想メモ

ギャグの様式美 2回出てくるネタの反復、脚本構成、背景美術、撮影効果、基軸となる監督コンテ
見ている視聴者の気持ちを明るくしようというこだわり・意気込みを感じる
アイタ(アバン、鉄砲玉)イクラ(回転寿司、イクラ丼)ツボの絵(住み込み、学校行ってみたい)拘束装置(ヒナ、新田)
食べる(お菓子、お茶)お世話係(新田、学校の子)野々村仁清各種壺もモデルあるのかな
アバン直後Aパート初っ端じわっと動く雲、遠景のときも動いてる気がするし光も揺れてる、デパート初っ端の照明器具
レジモニタ、寿司店でのオッといくらを初めて食べた時にも照明が見切れる、カウンター後方にもある
社内から見切れる帰り道の高速の照明、車内のフレア、光るスマホの画面、
カチコミ直前の車内の光るスピードメーター、車外から車中の二人を捉える時の信号や建物の青緑の光、盆栽にも影あり
イクラ丼で出る味噌汁の湯気、イクラ丼の時の壁側の木の装飾と照明による影の落ち方を活かしたバストショットの顔が見やすいレイアウト
B冒頭の学校廊下の青気味の照明と3分割消失点の奥行きと、青を刺した黒目の教室側、の窓と屋外側の白が強調される光の構図
シーンの切り替えの高層マンションのカットの小気味よさと時間経過の説明
(アバン後冒頭の遠景とマンション、夕日のかかるマンション、アオリの青い空と建物、山、PARCOと西武百貨、全部見やすいくてわかりやすい)
夜の建築物の窓の光をボリューム多めで盛ってるので画面がリッチな感じ、屋内の蛍光灯や照明器具も光らせている
PARCO前で後方でよく動く車、エクササイズしてる時のヒナちゃんのシーンも屋外の夕日とツボの絵の上の証明、ダイニングの照明、TV
光学的処理な効果の仕事が丁寧、回想入れるときに黒や暗めじゃなくて白く明るめにする作品にあった演出
新田の家の植木の証明による影、自分の組事務所のときの日本刀と壺の照明による影
コンテ及川啓監督、この美でも及川啓監督は車両の動きを世界観への没入を促す
リアリティ臨場感を増すためにポイントで使ってた(宇佐美ちゃんと下校して風船取るときだったかな)
ツボの絵や新田の家のインテリアやテレビ画面の光沢、教室での時計や表彰状の光沢、天井に映ったカーテンの反射
髪のタッチ線ハイライトと光沢、いってきますの時の新田の後方の窓の明るさ
ニュース(ハゲ謝罪、PTA学校)テレビネタ(指切り、語尾ナリ)玉露トカレフ、カチコミ後)
見やすいレイアウト・アイレベルもギャグアニメという作品にあってる、EDの入りとメロディも
ヒナちゃんのちょっとした目の動きが可愛いンゴねえ、帰り道に左右で歪む新田の顔
カチコミ直後やるじゃねーかの時、あえて続けてる場面切り替えのカット挟まずにワンセットのテンポ演出、わかりやすいし笑える
アクション作画、影の付け方、線のタッチ、表情、リップシンク、爆発エフェクト、新田尿エフェクト
当然だけどバラエティに富んだアニメーターさんのキャラ・エフェクトも素晴らC
スマートフォンリップシンク、ワインブシャー、カンフーの時ののけぞりの印象的なカット、デパートでのマグカップを指差す時の動き
イクラ丼の時の足まで含めた動き、赤玉もつ時のフローリングに落ちた影、ドアノブ、ビール缶の小物感
個々のカットの原動画中割タイムシートに変にこだわるのは浮いてると認識するようであまりするべきではないが
ギャグアニメに合った形で自然に作品に溶け込んだおもしれーというシーン中のカットに大満足だった

真面目的な話の方ではここに来た理由なんかないから→利用するために居場所をくれた今までの大人たちとは違う車中での会話
Aパート冒頭のギャグのフリだけど朝はガウンを羽織ってコーヒー淹れて着替える新田が
最後には行ってきますというヒナを見送る変化のセット感

3月のライオン 40話(2期18話) 感想メモ

1六玉のカットの縦のタッチ線やべえ感
大盤と零くんのカットで「サクちゃーん」の時の思考を切られた零くんの表情のカットうますぎりゅ
重ねた塗りの柳原棋匠のフェイス下半分のカット
アニメ業界で生き続ける新房監督の心象でもあるのかなあ。亡くなった鉄羅紀明さんとの襷。
帆村壮二の竹林、ひだまり365 12話の七夕レイアウト感。
ef 2話、カメラの強調とレンズ感、白黒コントラスト
片目の持つ視差(両目の場合はキャラの役柄が強まるけど片目の場合は作品そのものと視聴者を測る)。
ソウルテイカー(2話)の壬生さんのタバコの煙と3月のライオンの柳原棋匠のタバコの煙感。
ステンドグラス・サスペリアの彩色演出、低彩度のソウルテイカー5話感
ソウルテイカー2話、母親が子殺しでナイフを突き出す時のレイアウト・タイミング・シート感=柳原棋匠の1六玉のカット
やっぱ積み重ねなんだよな、コンテ演出が突如として出てくるわけじゃない
ディレクションそのものに数十年の個人の積み重ねと数十年のアニメ業界の開拓があって
ロジカルでエモーショナルな構造の構築が表出してくる、格が違う。
襷のレイアウトと2期1クール目の名倉さん映像詩EDの同レイアウト感=中心に対するオタマジャクシ感
OPの緑の芝生+桐山くんの若々しいさ=対局上の青々しい竹林=66歳の青年の柳原棋匠。
数多の白い襷を右から引っ張る重力を感じるカットから漆黒の空間に左へ柳原さんの白い顔が浮かび上がる昇華的なカットの連動。
敗戦後のマスコミのフラッシュ、あえて光源を示さないタイプのエフェクト演出=のちの記念撮影のレンズへの伏線
1六玉の時の柳原さん後方の竹林の緑+「シアン」的な青の映えるセット感、気づかないようなカットで特殊・特徴的な色を刺してくる
銀座の通りのブティック前で暗闇の中でガラス張りの明るいレイアウトの感じのカット、まどかの4話で仁美とまどっち感
ライオンだと今話の客観カットの連続中、劇場版パトレイバー2の降雪の中治安出動してる自衛隊員のカットにもあったし
ビューティフル・ドリーマーにもあった気がする・・・元ネタのカットは実写の洋画だった気がするけど思い出せない


夜の闇を黒で染めていく=屋内の白とのセット
と☆な☆り☆に☆!の会長のカット、ハットとステッキとタイミングが気持ちよすぎて笑った
一人づつ欠けていくの時の3人の段差+右に一人分空いたレイアウト
記念撮影=水彩風の緑と紫のレンズ光沢感=色収差の緑と紫
白い煙と襷のマッチング、こえーよーさくちゃんのコマ揺れ=フィルム感=入れ子映像
焼け野っ原の筆作画感=ニセコイ2期2話の菊田さん?の鶫の筆作画カット。3月のライオン一期の橋梁下の零くんの墨絵・筆作画
襷を渡す側とのグーッと手を握る回想の握る地味目の動きの作画と襷のギュッとしたメリハリのある動きの明確なリンク

HUGっと!プリキュア ハグプリ 4話 コンテ感想メモ

かなり雑なメモ。重複有。

ハグプリ4話、冒頭で小物をナメながらはなちゃん撮るけど翻ってカメラの位置は柱なのでアニメでしか出来ない絵になってる
先生とすれ違う時と同じ黄色い柵・バスケとの共通点、ほまれたそのカラーでもある。スムーズ
バスケコートの色彩指定もかなりこってるなあと思う
プリキュア4話 ラストなんかごめんね、ワイヤーで橋を保ってる感、張り詰めたワイヤーの悲壮感
ほまれちゃんがなんとか我慢して立っている感 3月のライオン
このままだと明日が来ないかも感、夕日遮る感、諦め、一歩踏み出せない感じからそれでも声をかけたいはなちゃん感、夕日
ロングショット(ほまれちゃんとはなちゃんたちとの距離感、Aパートからラストであまり詰まってない、齟齬)
橋そのものを使っていくこんてワーク、穴の空いたピンクの橋柱、直前のセリフ「脚じゃなくて」
はなちゃんの前髪のズレ方(向かって右に広い)もダッチアングルのズレ具合に重なってくるのかな
ダッチアングルで決めポーズを取ると前髪の円弧の頂点が真上に来る感じ
アンジュとセットできポーズ取った時のドヤ顔カット、前髪の歪みがやはり正対したような真上に伸びる志向性がある。
重力といえばチュチュ感あるかもなあ。。。
新房的な上部に会話者をおいて距離感を取る(今のアス比ですら難しい、+話者自体も空間で挟まないといけない=キャラの背に空間)
意図的にはキャラ同士の心の距離感を測ったモノ、すれ違う心と階段
この新房的なロングショットの場合は上部にレイアウトしないと
空の空間に情感が出てしまうので下部に空間を作らないといけないんだと思う、張り詰めた緊張感と陰鬱さ、すれ違い
階段逆だけどレイアウトもやや近似してる、傾斜のついた道路、笹木信作スピリッツ
さらにこのロングショットの場合は奥行きとしての手前に空間を作らないと当然見えなくなっちゃうのでかなり特殊な空間設計が必要になる
シャフト新房監督のタイプはメタ効果と第四の壁も意識させる演劇的な二次元映像舞台を想定することも多い気がするけど
会話者のいる歩道を上部でロングで捉えながらかつ歩道下の階段の持つズレ、別れ、すれ違いを入れないといけない
あと落ちたら死ぬレベルのこういう公園使ったことあるけどw排水施設がしっかりしてないと台風のときとかかなりやばいことになるw
レンズフレア、ほまれたそは六角形のゴースト、はなちゃんはアナルモフィックレンズ的ストリーク
光源が同じでフレーフレーが心に届いてる感じ、ハレ切り、ゴースト、構図外光源
劇伴もめちゃくちゃ良かったよなあ。。。アクション作画もすごく楽しかったし
ほまれちゃん下るところはクレしんオトナ帝国のようなパワーを感じた具体的な画面や動きは違うんだけど。キュアエールの戦闘もしゅごかった

シリアスパートの画面構成はかなりまどか4話に近い気がする
元ネタとか影響とかどうでもいいんだけど、少なくとも笹木信作コンテ回のまどマギ4話のエッセンスと共通する部分はすごく強い、普遍性
使いか方もめちゃくちゃ近似している
片渕須直、小島正幸の両監督感もかなりあるな
ピンクの斜張橋は色味も含めて特殊で、心の割れて穴の空いてしまったメタファー感ある、まさにヴィジュアルそのままの使い方

黄色い柵越しに先生と話す時もそうだったけど映像で語る部分が多い
逆Y字で真ん中がぽっかり開いてる、あずきちゃん17話でのタコ公園の赤やメイドインアビス最終回での釣り竿の赤い浮きに非常に近い

赤みを帯びたオブジェクトに心を託す

最後の斜張橋上一連シーンの枕ショットで斜張橋のワイヤーケーブルの持つ悲壮感・自己を保とうとする必死な張り詰めた心
まんまだと思う、主柱も四角柱なので一面に影がつき明暗の対比になっている

バスケ後に階段を横目に奥行きではなちゃんとほまれちゃんが話すカットはレイアウトは違うけどパースがまどか4話のほむまど影が2つ落ちるカット(向かって斜め右下)に近似、
またこの時のまどか4話の影の落ち方も終盤でのはなとさあやの斜張橋で向かって左に光源を持っている画面での影と近似している
まどかの場合は左に拓けた(落下しそうな)空間と出崎的工場群の背景+右に消失点に向かう道路
ハグプリはいい意味で変則的にしてきてパースから消失点も見つけにくい、そもそもロングショットで見るとほまれの立つ道路に傾斜が入ってる
ハグプリは左に道路と住宅街を保ち右に公園の拓けた(落下しそうな)空間と階段を配置
該当カットはまどかもハグプリも画面4分割で右上のスペースやや下方に消失点を置く
また消失点をはなちゃんのアクションの後方に置くことで注視点にもなってくる
道路にカーブをもたせ、こちらもロングショットにおける傾斜と同じくレイアウトを変えたので同パースだとわかりにくい
バスケ後ロングショットの階段は事前に出てたカット(少年たちに詰め寄るはなのカット)と柵の数もちがう
ぶっちゃけ高さもちょっと怪しいけどレイアウト重視ってことなんだと思う、あの斜めに切り替えして下っている階段は
まどか4話における笹木信作コンテの小津安二郎的な切り返しショットのロングショット階段と同じ感じ
まどか当該カットはイマジナリーラインを越えるやや難解な作りだと思うけど、そこの心のすれ違いともハグプリカットは通じてくる
要は階段を上がる芝居ができたので行き着いた先で左右に距離が空いてくる、スレ違いと心の距離
IL跨ぎ切り返しもキャラ同士の距離も違うけど作品に合わせた展開なので違うだけで本質的には同じである
だから同じロングショットになってくる
ただ使いにくそうなロングショットを大胆に1話内のコンテで反復で重ねていくのがハグプリの特徴かも、コレが凄かった
このロングショットは先生と斜張橋で会う時も勝利後のラストパートでも使っているハグプリ4話における軸の一つ
光源に対する渇望とレンズフレアも軸の一つだったと思うけど
まどか4話でも件の集団自殺シーンで青緑の幾何的なレイアウトのライトが並んでいたが、
ハグプリでは2回目のイップス(敵戦闘中)の時に出てくるのは回想とこのフラッシュの音で出てくるイメージのカットで
まどマギのほうがキャラ越しだったりある程度作中に合わせたレイアウトだけど、ハグプリのは場合は強めに記号的なカットになってる
また主人公(まどか、はな)が広報の透過光を遮るのも共通しているが、これもロングショットの一連のシーンで
主人公の感情の動きに合わせて光が消える
色んな意味型ができる前提だが、ハグプリの場合に一度出ていた太陽のレンズフレア(=冒頭ほまれちゃんの掴もうとする太陽も伏線)
をはなちゃんが遮るのは、この時の一瞬のはなちゃんの苦しそうな表情からしても
ほまれちゃんを放っておいていいのかという苦悶であり、消えた瞬間はその意志が潰えそうになる瞬間である
が再び光=レンズフレアを見ることが出来るように、はなちゃんは励ましを諦めなかった
自己満足の励ましなのか、アンジュさあやちゃんがそこらへん冷静に観察しているのはともかく
はなちゃんの主体的な生き方、これは肯定してあげたいなと思う
あそこで一歩引かずにフレーフレーをするいい意味のしつこさ・冷笑的にならない態度、「やめて」と拒絶されても明日学校でと言う
そのはなちゃんの心の光なんだろう
これはまどかが当該のシーンでほむらとマミさんを絶対に忘れないという時の強さともやはりレンズフレアの使い方が近い
またアナモルフィックレンズ・ストリークフィルター的な横の広がりの光
まどか4話ではこちらも当該のわずかな下校シーン内であり、アップされたまどかの首や脚にストリークの伸びがかかる
ハグプリでははなちゃんに光源外からのストリークの伸びがかかる、ポジティブな夕日・太陽の光源が励ましとして存在する画面
そこからハグプリ独特の構図外の光源からのゴーストを
ロングショットのレイアウトではなちゃんさあやちゃんとほまれちゃんの心の距離が凄いあるところで使う
緑の鮮やかなゴーストが二人に背を向けて去っていくほまれちゃんの方に伸びている、心が届くか、ゴーストの使い方はマジキテた
この時は川は映っていないがアングルや戦闘時に出ていた橋の全貌的に川面の上から捉えているように見える
橋の下には(画面上で)傾斜の付いた緑の土手が見えるが、これはゴーストと平行しており、光源としての夕日の方へ消失点?をもっている
また雲の色の付け方も、当たり前だけど光源の方向に夕日の赤が色づいている
最後の斜張橋のロングショットは橋梁の主桁の底=裏=水面に正対した部分に太陽光が当たり
カメラアングルから捉えた逆光からの主桁の側面の影とも対比になっている
光源外の太陽の存在を強調し、いまだプリキュアになれていないほまれちゃんとの対比、今後のポジティブな伏線予感の重厚さを醸し出している

田中裕太さんコンテ演出兼任のハグプリ4話はとにかくしゅごい、しゅごかった

ゆるキャン 1話 コンテ感想メモ

ヤマノススメ担当回、ローアングルでシャキッとした出来
カットごとに超絶背景とかあるわけではないんだけど臨場感がちゃんと出てる
なぜなら映像のセットを複合的なパースペクティブで組んだから
魔術的なテクニックが生きている
三角形が揺れるのはヤマノススメっぽいけどダンボのピラミッドの揺れ方っぽくていい
ロケットもあのシュールリアリズムっぽい感じがする
非日常と日常との差異とは何なのか、緩いように見えて生きるとは何なのか、迫っていく感じがしていい
ヤマノススメ アルバイト担当回
S字車線の持つ往路復路の二方向性。相補性。
何かと肌色の多い深夜アニメの中で着込んだ冬コーデの可愛らしさが全面に出てくる異色萌え
スマホ探す時のヌルヌル
テントという構造の組み立て、テントの持つ斜線、テントを組み立てる工程
アバン手ブレみんなで撮ろう、撮られた写真感、メタ感すげえ。5人出てくるよという紹介をしながら撮影感
ガードレールのまばらなサビ、倒れ掛かってるなでしこのブーツ
冒頭セリフ無しで1分間15秒、75秒秒針一周と4分の一 息遣いと映像だけが続く、なでしこの自転車時も一分弱息遣いのみ
抑えるところは抑える省エネとスタイリッシュさと動きに満ちたカットの起伏が面白い
まったりした演出と速いカット割りのバランスが玄人じみてる
IG系のジャストビコーズ小林監督に続いて京極監督の初監督アニメにおっと思わされた
タイトルの揺れるOP デジタルセット感 OPのデジタル的記号的な表現も作品の表紙として機能している
ヤマノススメセカンドシーズンのOPのように小道具を小道具として要素・部品として提示していく
1話の監督の哲学に近い、舞台セットとしての四方をデジタルの壁に囲まれた中でキャラクターを追っていくOP
またその壁もつながっているわけではなくばらばらで緩く浮遊している・部品感・メタ感のある舞台セットの組み立て直前の要素に還元されている
玄関で光に当てられて一瞬でボワッと消える感じ、少し不気味で虚構的な、監督の名前が弾けて光って注がれる
自転車原付きキャリー電車徒歩犬
冒頭空から視点を移して道路を移す第一の「高さ」 PAN付けPAN FIX フォロースライド フレームインとフレームアウト
トンネルでのホワイトアウトとホワイトイン
冒頭自転車、広がった空間を使う余裕のあるレイアウト
道路の隅にある枯れ葉まで丁寧、
右側で木の流れる動きと息を吐くアニメーションの対比、揺れる自転車や荷物の紐・水筒=紐と水筒でフレームレートの違う感じ
平面的な表現、ガードレールの横に流れる動き、背面から崖の向こうを望む第二の横、上空を見上げる木々の斜めの動き
カーブの先から向かってくる第一の奥行き 地面すれすれのアングルからの第一の「高さ」としての低め
最後はトンネルの第二の奥行きに至ることで作品世界の空間の確立、そこで自転車を漕いで女の子が消え行く、うまい、うますぎりゅ。
右へ向かっていた女の子がトンネルを通り不文律を破ってイマジナリーラインを越えて左に向かっていく違和感と異世界・非日常への導入を演出
画面上のオブジェクトとしての女の子の空間的な移動ではなくパースペクティブ・認知の方法論で非日常へと誘う
富士山を望む行き止まりで到着と初めてのセリフ
寝ている女の子ハッケン時や湖畔到着も左から右に向かってたのにぱっと移していつの間にか右から左へ歩む切り替えの妙
キャラの名前を見ている人間が認知して覚えやすくする署名
実際の本栖湖の民宿・浩庵さんも同じデザインで
赤いベンダーで目を飽きさせない、光の三原色・青・緑・赤の看板が偶然とは言えなんかすごい
あんな女の子がこんな時期に来ている警戒感=直前のカットの凍結箇所注意の道路注意標識の黄色い危険み
こんな時期=カレンダー11月わかりやすい
吐いていた白い息がなくなるが息を吸う芝居で湖畔の空気を感じる演出
テントを貼る手首の動きまで分かる作画、慣れた手つきで飛び出た部分で手をたわませる動き、極上過ぎる
テントを張り終えて体が温まり再度息が白くなる、地味目の彩色と湖畔の派手な色の裏返ったボート?との対比
風でパラパラする本と普通にやっちゃってるリスの小ジャンプ加えたようなリアルな動き
ナレーションズルすぎる、まつぼっくりもワロタ、実線のないぼやけた輪郭の火のエフェクト、実写も混ぜてる?
焚き火をやってまた一呼吸間を作る、空気と温度を感じる演出をきちんと作品を観測する定点として配置、鳥が斜めの木と空で動く
湖畔の到着した時の水面と空の青々しいパノラマと日が落ちる前の赤と青と黄色の薄く混ざるパノラマ
赤い夕日の川のパノラマのセット感、夕日の家に生える浅葱色の車・差し赤の反転して対になるような差し青緑
赤い風景で一層映えている印象的な車なので後で出てきた時にすぐわかる
夕日の赤が続いて画面がダレないように暗くせず彩り豊か
夜に切り替わって生々しい波と遠くの超遅く動く雲の雰囲気
ランタンの揺れ、黄色がかったトイレの中の照明と緑がかった街灯、手に持ったランタンの暖色の光で色味の違う
割り箸を割る時のしなり、
スープを啜る時の口を突き出さずに絶壁にする感じ、食べてる感覚は口を出すよりこっちなんだよな
だからリアルではないんだけど真のリアル・リアリティがあって感覚が憑依しちゃってスープを啜る美味しさが伝わってくる
カリオストロ浅間山荘オマージュのカップヌードルのすすりに近い気がする
こっちは正面からしか無いけどやはり口を突き出してるというよりは引いていて
麺を口全体で上に引っ張る動きをしている、背中にかけての動きも後ろへのけぞる動きが入っている、銭形の横
カレー麺を食べるなでしこちゃんも背中をしっかり移して動きを付けているし、口でくわえた麺を上に引っ張る動き、いい
麺が口に吸い込まれる・スープを飲む・変化をつけてより刺激的なヘッドバンキングのように頭をふる動き順番も似ている
うまい、上手い、美味い、旨い、ラーメンを食べ終わった時の白い息、立ち上る湯気、多種多様な白い息
雲間から出てくる月と月光に照らされた富士、湖面に揺れる月光、焚き火ではなく月光でテントに月影ができている
エンジンを掛けた時にたわむ車の実線、車の新鮮なヘッドライトの白い光
一番最初に出てきたS字カーブを今度は夜中に車のライトが市街地?の方へ戻っていってエンディング、ブラックアウト
S字の相補的な形
カメラも逆に動くけどEDに映像が続くので空は見上げず途中でやめる
日中へと変わった浅葱色のクマが置かれた各務原家の家、積み重ねがあるのでわかりやすい
今度はなでしこが自転車をこぐマフラーが揺れる冒頭に近似した登校シーン「高さ」「横」「斜め」「奥行き」
こちらは空でなく川を見下ろす形
自転車パートの最後は車がこっちに向かってくる、このままでは視点としてのカメラは車に轢かれてしまう
カメラの位置やパースペクティブの存在を予感させる、この後の登校シーンも含めた様々なカメラワークを束ねる自己言及的な演出
冒頭でリンちゃんがトンネルに入る直前入った直後と出た直後にFIXでぶつかりそうになる
微妙に動いていて針路がカメラに向かってこのままだとぶつかるとなった瞬間にカットを切っているので
これもまたセットになっている上に補完的である
補完性として冒頭リンのパートでは自転車が針路を変えることで正対しているがなでしこのパートではカメラを振ることで正対する
うまい、うますぎりゅ
学校近くの坂を走って登るこちらも白い息を吐く、下駄箱で靴を脱ぐ時の肩と顎の揺れ
下駄箱で出会わずにすれ違って終わり、下駄箱でなでしこインとアウトが絡み合ってすれ違いになる
ではこのような相補性のあるカメラワーク・コンテの構造が作品、キャラクターとどう関わってくるのか
FIXとPAN、横と縦や低さと高さ、インとアウト、映像における対称的な技術の組み合わせがハーモニーを奏でるように
初心者と経験者、チェーンでコケるなでしことコケないリン
大胆と慎重のように作中における対照的なこの二人の補完が物語を作っていく事にもキマってハマっていく感じ
映像と物語が合致していく感じ、舞台セットの未完成なOPの材料を一話を使って組み立てた感じ
湖畔の富士と学校がそれぞれなでしことリンで目的地として重なり合ってこれからの物語の舞台を予感
湖面の波打つ放射状の月光と富士山とテントの相似形、月の輝きと焚き火の炎
立っているなでしこと座っているリンの対比、うますぎりゅのお