読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Mental Sketch: stylos

アニメの考察とか感想とか書いていくかも

“叛逆の物語”へ向けて『魔法少女まどか☆マギカ』のコラム的考察リンク

感想メモ アニメ考察 魔法少女まどか☆マギカ

 3年前に書いたまどマギの考察。たしかPDFで配布したけど、携帯の人見れないからだったかな、ブログ無いしテキスト置いとける場所なかったんで仕方なくヤフーのアカウントで知恵ノートの方にコピペして整理したという代物。1回の投稿で1万字の制限がかかっちゃって5つに分割するとかいうグダグダっぷり。

 叛逆の映画楽しみすぎて全部で原稿用紙100枚分ぐらいだったかを2週間で書いたんだよなあ。今読むと冗長に感じる所も多いけど、全体的には満足してるやつ。

 なるべく早めに中身を整理しつつ完全にこっちに残しておきたいな。今回はブログの練習ついでにとりあえずリンク貼りつつ。

 備忘録ついでに始めたブログ(そもそもはてな系サイトに来ることが年に1回もなかった)なので見てくださる方がいるかわかりませんが、よかったらどうぞ。

 

叛逆の物語へ向けて『魔法少女まどか☆マギカ』のコラム的考察

〜この世は生きるに値するか〜

note.chiebukuro.yahoo.co.jp

note.chiebukuro.yahoo.co.jp

note.chiebukuro.yahoo.co.jp

note.chiebukuro.yahoo.co.jp

note.chiebukuro.yahoo.co.jp

 

こっちが一覧。

chiebukuro.yahoo.co.jp

 

 

【感想メモ】 シャフト『3月のライオン』 第1話 メモ、永井豪氏と今作、宗谷名人=富士山【2016年秋アニメ】

2016年アニメ アニメ考察 感想メモ

f:id:stilus:20161010214737p:plain

[キービジュアルの宗谷名人と宝永山を抱えた富士山]

 まずはキービジュアルから、宗谷名人の肩に若干のズレがありますが、これは間違いなく富士山だと思います。日本の最高峰として君臨する名人を富士山に見立てたキービジュアルは本当に良いと思う。北斎が好きで桜と富士山の好きな新房監督らしい。あとやっぱ『ニセコイ』でも原作のタッチを忠実に再現されてたキャラクターデザイン・杉山延寛さんがすごすぎる。

 

 第1話はもう何回も見てるけど書きたいことが多すぎて、本編の内容はひとまず置いとくしかないですね。まずはスタッフさんのメモから。

 一部では魔法少女まどか☆マギカの黒幕とも噂されるアニメーションプロデューサーの岩城忠男さんが今回は5年ぶり?に参加されている。まどマギで『serial experiments lain』と『イーハトーヴ幻想 Kenjiの春』岸田隆宏さん、『魔法少女隊アルス』の芦野芳晴さん、『電脳コイル』の笹木信作さん、11話のマッドハウスグロス回の伊藤智彦さんなどいずれもマッドハウスとゆかりのある方々が参加されているけれど、今回もスタッフさんが注目です。

※引用した作品はほんの一部です。

 EDの中村亮介さん、『灰と幻想のグリムガル』最高に良かったなあ。前述の伊藤監督もA-1で仕事をされてるけれど、中村亮介監督もマッドハウス出身でA-1で仕事されてる。原画に『シュタインズゲート』監督の浜崎さんがいらっしゃってびっくりした。

 どうやって処理してるんだろうと思うような絵画のようなオープニングは浅野直之さん。『スペースダンディ』、『おそ松さん』、『ピンポン』でも活躍されてる方。どれも見てました。タイトルとマッチしたオープニング音楽も最高でため息が出るような出来でしたね。

 劇伴は橋本由香利さん。フランス語?の挿入歌で主人公が開始数分喋らない演出をサポート。1話だけでも丁寧に仕事をされてるのが伝わってきたなあ。

 美術監督の田村せいきさんは『けいおん』の美術監督、新房監督によると作品によって違う背景を仕上げられる点が良いらしい。確かに参加されてる作品で色が違う。まさにプロですね。

 そして『とんがり帽子のメモル』、『楽しいムーミン一家』、『天使のたまご』の名倉靖博さん。新房さんが天才と形容するほどの偉人だよなあ。『銀河鉄道の夜』、『メトロポリス』と、杉井ギサブロー氏やりんたろう氏と仕事をされてて、今のシャフトと合致しているところはすごくあるんだけど、一時期からシャフトでの仕事が増えてるのはどういった経緯なんだろう。もはや席があるレベルだと思うのだけど。僕こういう情報は疎いので不思議です!

 

 第一話のコンテは笹木信作さん、演出は岡田堅二朗さん。

 笹木信作さんはシャフトでエースコンテマンって位置なのかなあ。いつも本当に

 心に残る回のコンテをされてる。

 続いて岡田堅二朗さん。個人的におとこ祭りさんこと宮本幸裕さんや伊藤中村両氏

など比較的若い演出家さんと同じぐらいの重みで名前を覚えつつある方。1話本当に良かったなあ。物語シリーズで名前をお見かけすることがあったけど、個人的には『ニセコイ:』2話での鶫ちゃんの回のコンテ・演出両方をやられた回で心を撃ち抜かれた。鶫ちゃんの心が折れるときの印象派の絵画のような演出。燃え上がるような火と切れ味のある動きをする影のコントラスト。ああ天才だ、と。3月のライオンの月明かりを望むシーンでの月を包んでいる光のタッチも岡田堅二朗さんっぽい。そういえば『このすば』の菊田さんも2話には参加されてたと思う。かわいいほにゃーっとしたお口。

 ジブリ出身ベテランの絵コンテ笹木信作さんと初シリーズディレクターの演出・岡田堅二朗さんの織りなす『3月のライオン』1話は一服の名画を見るたような感覚になった。

 このような多くのスタッフさんを統合する新房監督の手腕が見事なのだけど、新房監督については『まどマギ』での多層構造の確立や詩的ながらカッチリして地に足がついていて、それでいながらイヌカレーさんのようなデザイナーさんお仕事を効果的に挿入していく(ちなみに『コゼットの肖像』でのokamaさんや『物語シリーズ』のウエダハジメさんなど、『まどマギ』以前からされている新房節、今回は名倉さんと田村さんがあたるかもなあ)、作品全体を俯瞰しながらの総合演出で、語るのがすごく大変。ぶっちゃけていうとスタッフさんにどこまで説明されてるのかわからないが、できあがるスタイリッシュな作品と違って単純に高度で難解なのです。新房監督に限らず、シャフトの演出家陣について、ブレヒトと異化作用と演劇論とゴダールや小津映画、ジブリ高畑勲監督と軌を一にする部分とか、たぶん専門家の方が1冊書いても足りないんじゃないだろうか。個人的には誤解されてる部分が多いので、丁寧に説明していくしか無いんだろうなと考えてます。

 

 結局、猫ちゃんの動きとか文字演出、電車内のポスターに見られるプライドと警告など具体的なことには触れられずにここまで書いてしまった。

 能書きはともかく、何度見ても、羽海野チカ先生原作、新房監督シャフト制作の『3月のライオン』1話は本当の本当に面白い。

 

 最後に忘れないうちに一個だけ、影やバラのようなものに主人公の零くんが磔になりそうになる演出、あれは『コゼットの肖像』、『ソウルテイカー』の『デビルマン』風磔だよなあ。

 そういえば『デビルマン』の永井豪さん、たしか3月のライオン激推しだったような。不思議な縁だなあ。『まどマギ叛逆』つながりで、町山さんの番組で永井豪さんと虚淵さんの対談があるとかないとか聞いたような気がするけど、いつか新房監督と対談してほしい。

【感想メモ】 灼熱の卓球娘 第1話感想 校門とネット、2匹のスズメ、入江監督の演出の妙 【2016年秋アニメ】

2016年アニメ 感想メモ

f:id:stilus:20161010205538p:plain

 入江泰浩監督とキネマシトラスの原作モノアニメ。

 とにかくよく動くし面白い。フェチズムに溢れた描写も見事としか言いようがない。汗で服の色が変わる表現からオープニングやエンディングのかわいらしさなど、今期でも群を抜いた出来だと思う。なんとなく『この素晴らしい世界に祝福を!』で見せた菊田幸一さんのキャラクターを思い出した

 あがりちゃんの内面描写や、ムネムネ先輩が1年生がこよりちゃんに負けた段階で勝負を挑むことで既存の部員を守ってるようなところなど、パット見てかわいらしい絵柄からは想像もできない人物描写に度肝を抜かれた。

 テンポも良く、卓球戦の演出はさすが取材しただけあって、俯瞰のアングルから低めのポジションまで色々な工夫がされている。また作画もすごく印象的で、ラリーは丁寧に仕上げた動作を複数回使うなど省エネとクオリティアップが両立しているのがすごい。

 故・出崎監督を思わせる最後の止め絵演出からピンポン玉がラケットに当たる繰り返される演出まで、積み上げられてきたアニメーションの技術が現代でもやはり面白いく見えるのに驚嘆する。

 制作のキネマシトラスくまみこでも出崎さんの演出をやってたと思うけど、最近特に好きなスタジオさん。

 エンディングのマカロンやコラージュ系の実写演出も丁寧。

 オープニングのカメラで撮っていることを示唆するような枠組みのメタっぽいエフェクトも面白い。あと黄色いシャツを着たライバル校のキャラが次々に出てくるところは圧巻の出来栄えだった。

 見たところメインキャラクター全員が髪留めを使っていてカラフルな髪の色に一段と深みとアクセントを加えている。

 演出で特に印象に残ったのは、校門と卓球のネット、二匹のスズメとあがりちゃんこよりちゃんが相似形になっている演出。校門の上で等身大のこよりが泣いているけれど、このあとの卓球台のネットもピンポン玉にとってはこよりのように越えなければならない校門だったという素晴らしい演出。大小が逆転して相互に質感が加わっている。ドヤ顔のあがりちゃんが恍惚とアイドルのような自分に浸っているときのピンポン玉が顔になるのはここにもつながる仕掛けだろうか。どんな関係なのかわからない2匹のスズメも、あがりとこよりが向かい合っていくことを示唆しつつ、ライバルであり友になるような印象を与えてくれる。こういった無機物と自然、現象を心象や作品総体で見たときの文学的な表現として演出された入江監督に僕はすごく惚れてしまった。

 いちおしはムネムネ先輩かな。まだたった1話なのに本当に面白くて素敵な作品。

 

[入江監督インタビュー]

akiba-souken.com

[TV公式サイト]

syakunetsu.com

【感想メモ】 『この美術部には問題がある!』【2016年夏アニメ】

感想メモ 2016年アニメ アニメ考察

f:id:stilus:20161010204611j:plain

 カテゴリーとかどうしようかな、描きたいことは山ほどあるけれど、今更始めたブログとツイッターで過去作振り返るのはすごく大変。そのうち『まどマギ』や『君の名は』、『シンゴジラ』の感想や考察も書いていきたいけど、このタイミングでまず書いておきたいのはこれです。

 ジョジョも見てるし、他とも合わせて二桁見てましたが忘れないようにメモっときたいのは『この美術部には問題がある!』。

 宇佐美ちゃんかわいい。とにかくかわいい。そして見てて面白い。

 監督の及川啓さんとキャラクターデザイン・総作画監督大塚舞さんの意欲作。意欲作と書いたのは、京アニの作画・ディテールとシャフトの演出を融

合するというコンセプトが見て取れるから。

 感想をたぶん一つ一つ記述していくときりがなく、ちょっと時間もないので、メモっぽく箇条書きで。

 

 ・京アニ山田監督の手につける芝居などディテールの細かさ

 ・京アニ堀口悠紀子さんを彷彿とさせるキャラデ

 ・唇のアップが化物語っぽい時があったような

 ・原作モノですが絵を描くという美術部とアニメ・制作と視聴者という多層構造

 (内巻くんの書くものがメタっぽいのはすごく良かったです)

 ・冒頭のコンテ撮のようなOP導入部はシャフトのメタに近いかも

 (最近だと『僕だけがいない街』でこちらを見る演出の伊藤監督が印象的かなあ)

 ・空ショットで場面を切り替えてカットを積み重ねていくシャフトっぽい心地よさ

 (これはシャフトを辿ってくると見える小津安二郎監督だとも思います)

 ・終盤で印象的なハーモニーの1枚絵で見せる故・出崎監督のような演出

 ・宇佐美ちゃんではないけど10話のベンチでのカットはすごかった

 (重心の動きや女性をよく観察してるなあと思うようなアニメーションは必見)

 

などなど、絞ってもこんだけ出てきちゃう。

 おそらく光源とか撮影の処理とか音響とか声優さんの芝居も見る人が見れば凝っているのがわかるんだと思います。

 僕が特に良いなと思ったのは、内巻くんの描く劇中のメタ絵画。中の人の演じているブブキブランキの右手ちゃんの子なんかクスリとしてしまった。

 

 ・宇佐美ちゃんの内巻くんへの思い

 ・内巻くんの二次元の「嫁」への思い

 ・メタネタで出す制作スタッフの劇中キャラクターへの思い

 ・この美制作スタッフのアニメこの美への思い

これらがしっかりとつながっている構造でした。

 

 京アニの聲の形が始まるタイミングで山田監督のたまこをフィーチャー。

 大塚舞さんはシャフト出身ですが、シャフトの初元請け作品は幻の『十二戦支 爆裂エトレンジャー』でしかもNHK。最終話の内巻くんの嫁であるうさみみのキャラは『エトレンジャー』のクリームちゃん。嫉妬するところとか、ちょっと宇佐美ちゃんにも似てるかな。

 幻の初めての元請け作品から20年経ってNHKでシャフトの制作した『3月のライオン』が放送されることへの間違いないエールでした。

 アニメ『この美術部には問題がある!』という作品は、恋に揺れる少女を描いたラブコメでサブキャラクターのエピソードも情感豊かに描かれた、紛れもない2016年夏を代表するアニメです。同時に、メタ的であり絵を描くということに向き合っている美術部のキャラクターと、制作スタッフのアニメーション制作がリンクして共振する作品でもあったと思います。

 

[TVアニメ公式HP]

www.tbs.co.jp

[原作公式HP]

maoh.dengeki.com

このブログについて

admin 自己紹介など

 このブログは、基本的にアニメの感想や考察が中心になると思います。個人的にPCや紙でメモはいつもしているのですが、やはりオンライン上にあげておくと安心なので。

 今更ながらツイッターをはじめたのもこのためっていうのがでかいです。

 どちらも備忘録・メモ帳として使っていこうと思っていますが、同時に色々な人の考えに触れられたら良いなと思っています。

 題名は宮沢賢治の「春と修羅 mental skech modified」から。「stylos」はフランス語でペンを意味するstyloの複数形ですが、実はギリシャ語の柱を意味する「stŷlos」から。執筆者アカウント名でnemoとか適当に考えていて、コラム(=柱)っぽいもの書きたいとも思っていたら、ちょうど後述のstylusの誤った語源がstŷlosで色々当てはまったのでこれ。

 執筆者名の「stilus」はラテン語で尖筆という意味です。

 アドレスは「stylus」となっていますが、こちらは英語で「尖筆」という意味になります。iとyが違うのは前述のギリシャ語の柱が語源と考えられていたためで、そのまま誤って英語になったらしいです。

 一つの語源をとっても誤った認識が本物になったり、正しいと思うことが厳密には違ったりと、正直自分でも混乱するような使い方ですが、ブログをはじめるに当たっての戒めも込めてこんな感じに。

 ブログトップの不思議な模様は素数を表現したサックスの螺旋というウラムの螺旋の亜種です。素数のような感想や考察を書いていきたい。中二病

f:id:stilus:20161010092039p:plain[サックスの螺旋]

stylus.hatenablog.com

 それでは、よろしくお願いします。